SaaSの利便性

インターネット利用の幅が広がってきて、世の中の動きが大きく変化してきました。
ノートパソコンでインターネットを利用するだけでなく、スマートフォンやタブレット端末の普及がよりネット利用の機会を増やしています。
これに伴い多くのITサービスが生まれています。
その中でも、SaaSもその1つに挙げられます。

SaaSとは、どんなもの

SaaSとは、Software as a Serviceの略で、ソフトウエアをネット上を介して利用するサービスです。

 

SaaSのサービス概要

普段、ビジネス理容でも個人利用でも、パソコンを使う時には、何かしらのソフトウエアが必要になってきます。
ビジネス利用で最も身近なソフトと言えば、、Officeです。
Word、Excel、PowerPointと言ったソフトで、資料を作ったりデータ集計をすることがあります。
その他にも業種・業態により多種のソフトウエアを活用することとなりますが、通常、利用するソフトウエアは、パッケージ製品をライセンスという形で購入します。
それをパソコンにインドールして利用することになります。
しかし、SaaSの場合は、パソコンにソフトをインストールするのではなく、インターネットを介して、ウェブ上でソフトウエアを利用する形態を取ります。
クラウドサービス型の利用になります。

SaaSはこんな時に便利

Office等のよく使うソフトウエアは、パソコンにインストールして利用することが多いのですが、普段、あまり使用頻度の低いソフトウエアを利用する場合に、とても便利です。
Web上での利用なので、ネット環境さえあれば、重たいソフトをインストールしなくても、すぐに利用できる点が特徴として挙げられます。

SaaSのメリット・デメリット

メリットとしては、前項のように急に必要になったソフトウエアをインストールすることなく利用できることです。
しかも、ライセンス費用が要らない点も注目すべき点です。
しかし、これがデメリットになる場合もあります。
確かにライセンス購入費は必要ありませんが、使用料は発生するので、ソフトウエアの利用頻度が高まってくると、購入した方が安く済むということになります。
したがって、長期的な利用を考えた時には、ソフトウエアを購入する選択が出てきます。

SaaSを上手に利用すること

この数年でITサービスの中で、クラウドサービスのニーズが高まってきました。
SaaSもその流れの一環ですが、ビジネス業界においては、自社に大規模なシステム設備IT機器を置かずに、クラウド利用するケースが増えてきています。
ソフトウエアも社員数が多い場合、初期導入が莫大なものとなりますが、数年に一度の更新やソフトウエアのサポートの打ち切りで、全刷新をすることを考えると、SaaSも含めた全体的なクラウドサービス利用がスケールメリットを生み出す可能性も出てきます。
そのように考えると、ソフトウエア単独でSaaS利用可否を判断するだけでなく、トータル的なシステム利用の観点から、クラウド利用するか、オンプレミス(自家設)を考えるかの分かれ道となりそうです。

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